2010年以降、日本国内で建設をなされる戸建て住宅の大半でホームセキュリティを標準搭載する物件が多くなりました。以前はIoT住宅とも称されており、必ずインターネット回線を敷設して販売をなされます。これは総務省が2000年から推し進めている事業のひとつで、あらゆるモノをネット回線に組み込むことでより良い生活を手に入れられるというものです。そのなかにはホームセキュリティも入っており、住居の玄関をオートロックにして防犯性を各段に高めることに成功をしました。
ここでは簡単に、このシステムで欠かすことができないカスタムソケットの概要を見ていきます。まずカスタムソケットというものは、内部に小さな半導体を装着させて完成させたマイクロチップです。パソコンや自動車などにも入っており、集積回路という名称でも広く知られています。カスタムソケットにはプログラムを書き加えられる性質があり、事前に使用なさる方の任意のコマンドを記憶させて使用をします。
オートロックであれば暗証番号のほかに、顔認証機能も備わっています。その家に住んでいる方々の顔の特徴を記憶させることで、物理的なカギを用意しなくても解錠ができるわけです。今後のカスタムソケットはさらに小型化をされていくので、機材も一層小さくなる見込みです。バイクや電気モビリティなどにも応用ができるので、より活躍の場が広がることも予想ができます。
カスタムソケットはIT社会には必要不可欠なものです。